2018年9月17日月曜日

ギヤホイールの作り方

先日の関西地区大会でギアホイールの制作に苦労している人が多いとの話を聞いたので
自分の使っている簡単な方法を公開しようと思う。
なお材料はラジコンショップで手に入るもので構築可能なので誰でも簡単にできる。

〇材料一覧
 ・ホイール
 ・ギア
 ・ベアリング ・車軸
 ・ブッシュ

〇ホイール
おなじみのMini-Zホイールを用意

ホイール幅は各自の機体設計に合わせて選択。
オフセットはギアの厚みに合わせて選択。
タミヤギア使用時は3.0㎜以上推奨。
後述するミスミギア使用時はギアの厚みと同じ。
あまり短いと外れやすくなります。

〇ギア『タミヤ 楽しい工作シリーズ No.110 4速クランクギヤー 』を用意


そこからクランクギアだけを取り出してください


このままだとホイールにはまらないのでリーマーで少しだけ広げてください。
広げすぎないようにホイールと合わせながら慎重に作業してください


〇車軸
次に車軸ですがねじを使ってもいいですがねじはねじ溝を切っているため、
M3でも直径が2.9mm程度しかないのでそのまま軸にするとガタが出ます
そこで半ねじのキャップスクリューを採用します。
M2,M3それぞれミニ四駆、ラジコン用で入手できます。
長さは30mmがちょうどよいです。
ねじ部分が余るので電工ペンチで適当な長さに切ってください。


〇ベアリング
外形はホイールに合わせて6㎜、
内径は車軸に合わせて2or3㎜を用意。

〇ブッシュ
ベアリングに充てるブッシュもM2,M3それぞれミニ四駆、ラジコン用で入手できます。
まあブッシュについては簡単な形状なのでCNCを持っている方は自分で作ってしまってもいいでしょう。


〇組み立て
材料がそろったので組み立てです。
まずホイールにギアをはめ

ベアリングを圧入してください。
圧入の際、ホイールの軸がベアリングに押し広げられてギアが固定されます。
※穴を広げすぎたりして固定が緩い場合は瞬間接着剤等で補強。

最後にブッシュと車軸を通して完成です

マウントに取り付けの際は走行中に緩まないようにロックナットかダブルナットで〆ましょう。

ちなみに分解図は以下の通りです。
組付け順番:ブッシュベアリングホイール ― ギア ―  ベアリングブッシュ


中・上級者向けギア選定
タミヤの代わりにミスミのギアを使う方法もあります。
ミスミは個人では買えないので学校を通すなりして購入する必要がありますが、
手間が少し増えるもののモジュール、歯数、厚みを各自の設計に合わせて選択できるメリットがある。

まず『ミスミメカニカル加工品』でググって
トップページ => 旋盤加工品 => 丸軸  => 歯車  =>平歯車-ストレート-
ギアの仕様をカスタムできるので
内径を8mm、モジュール、歯数と厚みは各々の設計合わせて選択。
当たり前だがギアの直径がタイヤ径より大きくならないよう注意。
以上でMini-Zホイールにピッタリハマるギアが入手できる。