この記事はマイクロマウスADVENTカレンダ2020の最終日の記事です.
昨日はF.Nakashimaさんの『マイクロマウス大会でのタイム計測』のおはなしでした。台風の子とか書かれていた気もしますが、今年は台風呼び寄せなかったので称号は返上できたと思います。
むしろ一人でやらないといけない分仕事より辛いむしろこれで勝てないから絶望しか無い
余計なことを言ってADC書く羽目になってしまいました。
最近余計なことを言ってやることが増えるパターンが多いのでみなさんも発言には気をつけましょう。
今年は大会がないのでマウスを全くやってなかったので北海道旅行の話でお茶を濁そうかと思いましが、流石に最終日にマウスの話をしないのもいかがなものかと思うので大人しく書きます。
とはいえ個別の技術は色々な人が書いているので今回はもう少し抽象的な書きます。
自分がマウスを作るときに心がけていることから頭のおかしい部分を抜いてを上げてみます。
- 80点主義
100点を目指すと最後数点を詰め切る労力が膨大に掛かって無限の時間が溶けるので程々で止める。マウスに限らず全体の平均が性能になることはなく一番悪いところに引っ張られて性能が決まることが多いので、一部の昨日を尖らすのではなくなるべく穴を潰すように組み上げる
- 根拠、理屈、理由を持って作る
だめだったときになぜうまく行かなかったの検証ができない。根拠がない設計というのは何も考えられてなく、考えて無いということはそこに間違いがあっても気づけないということです。
なお宇宙人の方々がやっているから理由になりません、
むしろ死亡フラグ。人類が生身で宇宙に出ると死にますから・・・
- 下周りから確実に
マウスは各要素が積み上がって動いているので下回りが変わったり崩れたりすると上位が影響を受ける。順番でいうと『メカ>エレキ>ファーム>アーキテクチャ>制御>探索、最短』の順で影響してくる。
- 試作をする
初めて使う使い方がいまいち不明瞭モジュールは単体で動作確認やデータ計測をして使い方や特性を把握してから設計に組み込む
- 性能重視
音楽鳴らすとかスピード、安定性に寄与しない要素は作らない。ただしわかりやすいUIは誤操作防止、データ解析環境はデバッグの効率化の観点から取り組む
- 耐久性を確保する
基盤を薄くして数%の軽量化と引き換えに故障リスクが上がるのでやらない。
色々と書きましたがここまでやると仕事みたいになってくるのでおすすめしません。
まあマウスは所詮趣味なので程々に好きなものを作って楽しむのがいいと思うので、ガチで勝ちたい人以外にはこの方法はおすすめしません。
それでは皆さん良いお年を。